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NAIST受験記

平成29年度 奈良先端科学技術大学院大学 情報科学研究科 博士前期課程 春学期入学者選抜試験
に合格しました.(長い)(いわゆる第1回)
誰かの助けになるかもしれないし,適当に色々と書きます.

 

受験前

私はNAISTまでの経路に慣れていたので,初心に帰ることもできず,特に思い浮かびません.
敢えて言うならバスの時刻に注意しましょう.
ちなみに,大阪難波→(電車)→生駒→(電車)→学研北生駒→(バス)→NAIST,の経路です.

受験を通して,筆記用具は必要ありません.
受付が終わって,問題閲覧の直前にアンケートがありますが,筆記ではなくNAISTが用意したPCで答えます.

問題閲覧の直前までの待合中,ケータイ(スマホ)を触らないように言われます.
ただし,紙媒体に関しての言及はないので,面接のプレゼンの原稿等や,数学の教材をギリギリまで見たい場合は,紙で持ってきましょう.

問題閲覧の流れについては誰かが書いてるでしょう.

あとは,数学の面接と小論文の面接は部屋が違って,試験官の先生も異なります.

 

英語

TOEFL iBTのExaminee Score Report(自宅宛てに届くやつ)と,TOEIC公開テストのOfficial Score Certificateの両方を提出しました.
原本とコピーだけでよかったです(封筒に入れて持ってきた人).
TOEFL iBTは裏表があって,私は両面を両面刷りして持っていきましたが,スコアのほうしか確認されていないようでした.
そもそも,TOEFLは提出している人が基本的にいないのか,受付の人にちょっと戸惑われた感じがありました.
点数は,TOEFL iBTが45,TOEICが430です.
たぶん,600あるといいよ(ないと厳しいよ? / 最低でも500台)とか言われているだろうし,私も言われましたが,問題ないみたいですね.

 

数学

問題閲覧室で,紙と鉛筆が机にあって,問題用紙を渡されて,10分だけ書きながら試行錯誤できます.
部屋に時計がないので,自分の腕時計などを使用しなければ,何分経過したか分かりません.
なお,問題閲覧室は3人一組で入室しました.
また,数学の面接の部屋には問題用紙があるので,問題を暗記する必要性はありません.
試験官の先生は2人体制でした. 問題って言っていいんでしたっけ.ダメだったら誰か@HAL4hatまで教えてください><

  1. 代数
    1. 4次元正方行列の逆行列を求める
    2. 1.を見た瞬間,解く問題が自明になったので覚えてません,すみません
  2. 解析
    1. 与式(y=x^{-x})の微分と,最大値を求める(対数を取る,というヒントあり)
    2. 接線が必ず点(a, b)を通る曲線を求める

代数も解析も1を解きました.

 

代数

与えられた行列の右横に単位行列をくっつけて,ガウスの前進消去と後退代入をして解こうとしました.
上の行から行基本変形をしていかないと頭の中がぐちゃぐちゃになるから学内の筆記試験もそう解いていたのですが,ホワイトボードに書いていると効率良く計算する順番を示唆されるので,あうあうってなってました.
逆行列自体は求めるまで計算できませんでしたが,ある程度の時間になったら,解析のほうにいきましょう,と言われました.(私としては,解析の解法が分かっていなかったので,辛い気持ちだった).
計算の目的を聞かれて,答えられたので解けた判定だと思います.

 

解析

問題閲覧時に1の微分ができているつもりだった(つもりだけ)(できてなかった)(できなかった).
最後に試験官の先生から「~の計算ができないということでいいですか?」という確認が入ったので,チェックポイント的なものがあるのかもしれません.
実際,2もたぶん立式はできていたと思うけれど,その後がよく分からなかったので小問になっている1を選んで玉砕しました.

 

小論文・面接

小論文

小論文は出願期間初日の3週間前から初めて,1週間で書いて,もう2週間で添削していただいたり推敲したりする予定でした.
実際には,10日間で書いて,出願期間最終日までに,志望研究室のD3の方に2回添削していただきました.
テーマの考案は含みません.
Aをしたいと思って書いたら,A'みたいに受け取られて,なるほどそう読めるし,あくまでAだし,それもいいかも,みたいな感じで,わりとふわふわと書きました.
添削していただいた際に,新規性が~みたいなことになったので,内容自体は結構ガチることになると思います.
添削されたものを眺めて,書けているつもりでも研究を長くしている人からすると全然なんだなあと分かりましたし,添削を強くおすすめします.
また,2カラムで,内容は,

  • 学部でしていること
    • (卒研がまだ始まっていなかったので)
    • 研究室の方向性
    • 研究室で今自分がしていること
    • 卒研でしたいこと
  • 修士で取り組みたいテーマ
    • 背景
    • 提案手法
    • 提案手法の実現の方法
    • まとめ

でした.

 

面接

試験官の先生は3人体制でした.
真ん中が志望研究室の先生.
ついさっき入力したアンケート内容が参照できるようになっているようで,他の大学も受けるのね,という確認(?)がされました.
小論文のプレゼンは小論文を元に要約する感じで,2,3日前に原稿を書きましたが,面接直前のギリギリまで推敲していたので,完全な準備不足だったと思います.
原稿を覚えているつもりでしたが,実際に話すと全然出てこなくて,かなりしどろもどろになりました.
が,途中で小論文での志望研究室の先生があんまりこっちを向いてないな~ってなった瞬間,緊張がすっとなくなってすらすら話せました(だめ)(残り2段落分くらいだけ).
質問されたのは,

  • 小論文の説明不足のところ
  • GitHubとは何か(それ関係だったので)(うまく答えられませんでした)
    • ここで自分はどう使っている? と聞かれて,競プロのうpろーだにしてます,と自嘲気味に答えたら,競プロの経歴を聞かれたのでCODE THANKS FESTIVAL 2014に参加できていてよかったと心から思いました
  • 学部の成績・順位と一部の(一般教養)科目の内容(雑談っぽかった)
  • 賞の説明(どこからもらった,どういう賞か書いてねと言われた)

専門の質問と,卒研の質問はありませんでした.
専門は正直,覚えてもいなければ復習もしていなかったので,聞かれたら素直に不合格になるしかないと考えていましたし,卒研は研究室と秘密保持契約しているので答えられないため悩んでいましたが,問題ありませんでした.
最後に,「~って検索したら関連の研究が出てくるから読んでみてね,そういうことしようね」的なことを言われて,試験が終わって大分経ってからフラグだということに気付きました.

 

その他(ためになりそうなこと)

スーツで受験しました.Twitterで聞いている人がいて,リプライにスーツが多かった気がしてスーツにしました.私服の人は,約20人中2人だったと思います.

私は前日にロピタルの定理(の条件)とラプラス変換(の変換公式)を読み直しただけでした.(目の前の学部の用事を優先してしまう)(というのは言い訳で,担当アイドルのイベントやってました)

英語は,タゲ友というアプリで気が向いたら適当に単語やってました(やりきってはない).TOEICの問題集(全く使用していない)とTOEFLの問題集(コピーしてちょっとやった),どうしよう…….

当然のように,入寮は不確定でした.確実に入寮したければ,頑張りましょう.

 

その他(ためにならなさそうなこと)

学部では,NLPやってます(機械学習ではない).ダブル配列で有名な某研究室です.設備めっちゃいいです.個人で,机2台でL字,PC2台(かデュアル)(モニター3枚以上ある先輩も).室全体で,ドローンや3Dプリンタ,Pepperくん(も迎える予定)とその他対話ロボット.なので,NAISTの環境が志望動機にしづらくて,聞かれたら困っていたと思います.弊研究室の宣伝兼ねてます.
NAISTではソフトウェア工学の予定です.これは,弊大学にソフトウェア工学の研究者がいないので,志望理由として順当です.

生活リズムがどうにも狂っていて,試験前日だけは早く寝て,睡眠時間を確認したいと思いつつ,3時くらいに横になって眠れないから,そう言えば面接って椅子のどっち横に立つとかあった気がすると適当に検索したものの,当てになるソースがなく,そんなことで落とされるなら今の研究室でいいかあと,2時間くらい無理矢理目を閉じて,高速バスでも目を閉じて,睡眠時間を確保したことにしました.

発表日は,誰かに聞かれたら答えられるくらいに覚えていたものの,前日から某配信が始まり,すっかり忘れてました.配信を寝落ちして,起きて,終了してから2度寝して起きたらちょうど10時で,あっ発表じゃーんってネットで見ました.合格してました.

NAISTを知ったのは,1年生の秋くらいで,Twitterで知り合った人がNAISTのM2の方でした.感謝しています.
個人的な問題はさておき,2年生でGWのOCに行き,志望研究室の先生と(少なくとも私は)意気投合して,結構話し込みました.
3年生になる前に,志望研究室とは違う研究室のスプリングセミナーに参加しました.同年に受験するとは限りませんが,同じNAISTを目指している人と知り合いになれるのは心強かったです.前泊や後泊する場合の状況も想定できると思います.2日間(時間的には1日間しかないと思う)に詰め込まれていて,研究室がどんな感じかというのはなんともです.
最後に,4年生で2年生の時と同じくGWのOCに行き,小論文の軽い相談や,添削をお願いしました.2年生の時に意気投合した先生が覚えていてくださって,面接で試験官の先生と急に面談をしてもらうことにもなりました.何も準備していなくて,これで駄目な奴だと思われて失敗したらやだなあと思っていたけれど,ネガティブなのはもっとだめだと適当に流されてみました.
受験することになった経緯と合格したのは,私の場合,色々な出来事がよいほうによいほうにずっと回っていたんだと思います.というのは自覚しているので,他の方のもっと真面目な受験記も読みましょう.それでいて,力を抜く助けになれば幸いです.

 

長く書きすぎてよく分からなくなったので終わり.